「僕のそばに」



私は今、最高に幸せですvv今なら死んでもいいっ!!あっやっぱ嫌っι
実は、私の尊敬する人アンナさんに、夕飯の買い物に刈り出されているのですが・・・

さん、もう買い残しはないですか??」

そう・・・この素敵な声の「ファウストさん」とお買い物に来ているんですぅ♪

「えっ?あ、はい!もう全部そろいました!」
「そうですか、それでは帰りましょうか。」

そう言ってファウストさんは「にこっ」っと私に笑いかけ、 私が持っていた買い物袋を何気なく持ってくれました。
そうゆう紳士的なところが・・・好き・・・───────

そんなことを思いながら、二人並んで帰り道を歩いていくと、 ふと、あることを思い出してしまったのです。

「・・・・・あ゛っ!!」
「ど、どうしたのですか??」

と、ファウストさんはびっくりした顔で私のことを見ました。無理もありませんι
私は声が大きい事で評判・・・ってゆうのは置いといて、忘れていたんですっ!
今日は愛するファウストさんの誕生日だった事を・・・!!わぁ〜もう私のバカァ〜***
なんでこんな大事な日を忘れてたのよ〜ιファウストさん本人と買い物ってことでうかれてた・・・。
すぐに戻ってプレゼント買わなきゃっ!!

「あの、すみませんファウストさんっ!私、大事なものを買い忘れちゃって、先に帰っててもらえますか??」

ちょっと上目づかいでファウストさんに視線を送った。すると彼は、近くの公園にあった時計を見て、

「もう時間もおそいですし、僕も一緒にお供しましょう。」

私はファウストさんの優しさが嬉しくって、赤面してしまい思わず「はい」と言いたくなってしまいましたが、
これはファウストさんへのプレゼントなんだから、本人の前でどうどうと買えるわけもなく、断るしかなかったのです。

「あ、やぁ〜ちょっと一人で買いたいのもなんですよぉι折角ですけど、すみません・・・」

優しいファウストさんは、まだ心配してくれてたみたいで、しばらく考えてから、

「解りました。ですが、なるべく早く帰ってきてくださいね。近頃この近くで変態がでるらしいですから。
それに、あなたが帰ってこないと・・・」
「えっ・・・??」

そこで彼は言葉を区切り、私の目を見つめた。もしかして、『さんの事が心配で食事もろくにのどを通らない!!』
なんて言ってくれたり・・・

「あなたが帰ってこないと、僕がアンナさんに殺されかねないからねっ!HAHAHA〜!」

しないですよねιまぁ、こうゆう面白いところも好きなんですけど★

「じゃぁ、僕もそろそろ行くとしますか。さん、本当に早く帰ってきてくださいね。」

・・・・・!やばいっ・・・心臓が破裂しそうなくらい高速で脈を打ってる・・・顔もどんどん赤くなっていってるのが、
自分でもわかるくらい・・・。最後の『本当に早く帰ってきてくださいね。』が、すごく真顔で不意を突かれた。

・・・さん??」
「えっ?はっはいぃ!?」
「どうか、しましたか??いや、ぼーっとしていたので・・・」
「い、いえっ!!なんでもございませんですっ!はいっ!!」

あぁ〜ι私の心臓のばかぁ〜ιはやく普通に戻ってよぉι

「そうですか。ではまた、後ほど。」

彼の後姿を見送って、1・2分たってから私は深〜いため息をつきました。

「はぁ〜〜〜ιまだおさまらないよぉ***ま、いっか。よし!お買い物〜♪」

その後、私はファウストさんへのプレゼントをアレコレ悩んでいるうちに、1時間もの時が経っていました。
外ももう真っ暗です。少し・・・怖いですι

「うぅ〜ιファウストさんがあんなこと言うからぁ〜〜〜ι」

そう、ファウストさんが本気で言ったのか、面白半分で言ったのかは定かではないのですが、
別れ際に言っていた『近頃この近くで変態がでる』っていう言葉が頭の中でぐるぐるまわってて、ますます怖くなってきちゃって・・・ι

「・・・よしっ!!走って帰ろうvv」

そうするのが最善だと思い、荷物をしっかりと抱えて走り出しました。走ってまもなく・・・

───────ドンッ───────


「きゃぁっ!!」

何かにぶつかりました。辺りは暗くて細かいところまでは見えなかったのですが、人なのは確認する事が出来ました。
すると、男の人の声が聞こえてきました。

「すみません!怪我はありませんか?!」

どことなく声の雰囲気がファウストさんに似ていたからか、私は安心というか、油断をしてしまいました。

「あ、はい!大丈夫です。それよりあなたは大じょう・・・きゃっ」

何がなんだかわからなくて、頭の中が混乱していたのですが、一つだけ確かな事がありました。・・・なんか、抱きつかれてる・・・っ!!?

「ィヤ、はなしてくださいぃ〜ι」

私は必死に抵抗したのですが、私の精一杯の抵抗はいとも簡単に振りほどかれ、さっきよりもつよく抱きしめられてしまいました。
・・・まさに逆効果っ!!イヤァ〜〜〜っ!!私を抱きしめていいのはファウストさんだけなんだからぁ〜ι
なんでこの人私に抱きついてくる・・・あっ!この人、変態さんだっ!!ぎゃぁ〜〜〜〜〜っ!!
誰か助けて・・・ファウストさん・・・───────

「ファウストさんっっっ!」
っ伏せるんだ!!」

えっ?!私は何がなんだか解らないまま、言われた通りに頭を下げ伏せました。
ドゴッ
とぉっても鈍〜い音がして、とっさに閉じた目を開けてみると、そこには気絶しているであろう変態さんと・・・
ファウストさんがいました。

さんっ?!大丈夫ですかっ?!」
「な・・・んでファウストさんが・・・・・ここに??」

私はファウストさんの問にも答えず、ただ呆然とファウストさんを見つめることしか出来ませんでした。
すると、ファウストさんはクスッと笑い、優しく抱き寄せてくれました。

さん、あれほど早く帰ってきてくださいって言ったのに。困った子ですねぇ。」

私はやっと正気に戻ってきて、ぎゅっとファウストさんを抱きしめた。

「こわかっ・・・たよぉ・・・。私・・・、どうかされちゃうのかと思っ・・・て」

ファウストさんを肌で感じることが出来て安心したのか、私はボロボロと泣き出してしまいました。
そんな私を見て、ファウストさんは私の髪を撫で、頬に優しくキスをしてくれました。
私はとにかく恥ずかしくって、嬉しくって、この心臓の音が聞かれてしまうのではないかと思って、赤くなった顔を下に向けました。

さん、ゴメンね。守れなくって。でもこれからはちゃんと守っていくから、だから
だから・・・僕からひとときも離れないで下さい。僕のそばに、いてください。」
「・・・・・はい!!」

それからしばらくの間は、二人とも笑いながら見つめあい、そして誓いのキスをした。

「───────・・・じゃぁ、帰りましょうか。」
「はい。あっ、そうだ!!あの、これ・・・・・。」

私は先ほどの事件の発端の、ファウストさんへの誕生日プレゼントを渡しました。
気にいってくれると、いいなぁ・・・。

「??これは・・・??」

自分の誕生日も覚えてないのか、本当に何かわかってない様子でガサガサと包装紙を開け始めました。
この瞬間が緊張しますιどんな反応・・・するかなぁ??

「あっ・・・僕が欲しがってた新しい白衣だ・・・・・!!でも、なぜ??」

私は少し飽きれながらも、目一杯の笑顔で伝えました。

「Happy Birthday!!それは誕生日プレゼントですよvv気にいりましたかぁ??」

彼はいつもは細い目をおっきく見開いて、すごくビックリしてました。そして次の瞬間には、私は優しい彼の腕の中にいました。

「ありがとう。まさかこんな僕を祝ってくれる人が居るなんて、それだけでも十分なプレゼントですよ。
しかも、その人が君で本当に嬉しい・・・・・ありがとう。」

私はそう言ってくれるファウストさんがいっそう愛しく思えて、

「それは、ファウストさんだからですよvv」

と、ファウストさんの耳元で囁いて、助けてくれたお礼の意味も込めてキスをした。
そして、二人で手をつなぎながら楽しく帰りました。
・・・・・カンカンになったアンナさんが待っているとも知らずに・・・。


*** +α ***

「そういえば、助けてくれた時ファウストさん、私のこと『』って呼んでくれましたねぇ♪」
「う〜ん、そうでしたか??慌ててたので、よく覚えてませんよ。HAHAHA〜♪」
「も〜っ!!いいもんっ次からって呼んでくれなきゃ、私返事しませんからねっ!」
「えぇ〜?!じゃぁ、僕もそうしますからね。『』vv」
私は急にそう呼ばれて動揺してしまい、一気に顔が赤くなる。
「HAHAHA〜☆はかわいいですねぇvv」
「〜〜〜っ!!ファウストなんて、ファウストなんて・・・大好きだぁ〜vvv」
私は今、最高に幸せですvv


***fin***





これが、私が生まれて初めて書いたドリームでっす*
文、まとまってなさすぎだし、長すぎだし、なによりっ!!
駄文・・・ιコレを最後まで読んでくれたさん、
どうもありがとうございましたvvv(^−^)
→黒蝶

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